ド文系大学生が1か月で基本情報技術者試験に合格した勉強法と戦略

勉強、資格

こんにちは!

本記事は

悩む人

文系出身だけど基本情報技術者試験を受けたい! でもどうやって勉強したらいいのかわからない(泣)

という方や、

試験合格に向けての効率的な勉強法や、試験当日の戦略について知りたい!

という方に向けて、

・法学部出身

・プログラミング経験ゼロ

というまさに「ド文系」の私が、わずか1か月の勉強で基本情報技術者試験に合格した方法を惜しみなく公開していきます!

勉強法はもちろん、文系が選ぶべき選択科目、試験当日の戦略なども伝えていくので、ぜひ最後までご覧ください!

基本情報技術者試験1か月合格への道~勉強法編~

まずは、「効率のいい基本情報技術者試験勉強法」についてです!

伝えたいことは以下の3点!

・午前試験→午後試験の順に対策(アルゴリズム、選択言語は除く)

・午前午後問わずテキストを見るよりも、とにかく過去問を解きまくることを優先する

この2つさえ守れば、ほぼ確実に合格できる試験だと感じました!

それぞれについて深堀していきます!

1.勉強の順番は基本的に午前試験→午後試験!(アルゴリズム、選択言語を除く)

まず一つ目が、短期合格に向けて非常に重要な勉強の順番についてです。

基本情報技術者試験では、基本的に午前試験で知識的な問題、午後試験でその知識を活かした応用問題を出題されます。

つまり、「午前試験をある程度解ける状態(7~8割正解)にしないと、午後試験には到底太刀打ちできないということです。

だからこそ必ず、「一部の科目を除いては」午前試験→午後試験の順で勉強する事をお勧めします!

では、この一部の科目とは何なのか?

それは、午後試験の科目のうち、

・データ構造とアルゴリズム

・選択言語(表計算、Java、Pythonなど)

の2科目です。

この2科目だけは、午前試験が午後試験の基礎部分になっているとはいいがたく、大変難易度も高いです。

その上、必須選択科目であり配点も非常に高いので、

「データ構造・アルゴリズム、選択言語を制したものが基本情報技術者試験を制す」

といっても過言ではないです。

ではどのように対策するのか?

結論は、「できるだけ早くこれらの分野の過去問に触れておく」、これ以外にありません。

これらの科目はとにかく、知識ではなく「慣れ」が成績に直結します。

よって、できる限り早めに対策する必要があるのです。

そのため、この2科目だけは、絶対に「午前試験の勉強と並行」して、できるだけ早い段階から過去問等で対策しておきましょう!

2.午前午後問わず、とにかく過去問を解くことを優先する

2つ目のポイントは、「とにかく過去問を解きまくること」です。

基本情報技術者試験の過去問を見たことがある人はわかると思うのですが、この試験、非常に「過去問からの流用問題」が多いです。

もちろん一言一句同じだったり、正解が全く同じということはありませんが、「間違いの選択肢だったものが正解」になっている問題は本当によく見かけます。

なので、「どれだけ過去問をやったか」がほかの試験以上に合格に直結します。

もちろん、同じ問題、似た問題が本番に出る以外にも、

・問題の傾向をつかむ

・テキストで学んだことの復習

として過去問は非常に大きな効果が得られるため、ぜひ積極的に活用しましょう!

なお、勉強の際には過去問ドットコムというサイトで、すべての過去問が無料公開されているため、ぜひご利用ください!

多くの問題に非常に丁寧な解説もついているので、とっても勉強になりますよ!

以下からぜひ一度ご覧になってください!

基本情報技術者過去問道場|基本情報技術者試験.com (fe-siken.com)

基本情報技術者試験1か月合格への道~戦略編(選択科目、試験日程の決定など)~

ここまで勉強法を説明してきましたが、短期合格に向けてもう一つ大切なのが

・選択問題の決め方

・試験の日程決め

・試験当日の問題の解き

といった戦略です!

以下ではそれぞれについて詳しく見ていきます。

1.選択問題の決め方

1つ目は「選択科目の決め方」についてです!

基本情報技術者試験は、午前試験は全問必須解答ですが、午後試験は大問2~5の中から2題選択して解答することになります。

そしてこの選択問題の決め方こそが、合否を分けるといっても過言ではないです。

結論、文系の皆さんが短期合格するためにおすすめの選択問題は

・データベース

・ソフトウェア設計

・ストラテジ系(プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法務)

の3つです!

この3つがおすすめな理由は

・データベース→難易度の差が年度によって少なく、過去問の型も決まっているため、少し勉強すれば必ず得点源にできる、計算問題もない

・ソフトウェア設計→計算問題がなく、事前知識も必要ない、国語力のみで解答できる問題が非常に多い、ただし年度によって難易度の差は大きい

・ストラテジ系→言わずもがな文系の味方、計算問題が主だが、とにかく事前知識なしでその場で解ける問題が多い

以上の理由から、ぜひこの3つを勉強するのをお勧めします!

しかし、

あれ、選択するのって2つなんじゃ?

これを聞いてこう思った方もいると思います。

そうです。実際に本番の試験で選択するのは2つです。

ではなぜ3つ勉強するのか?

それは

・データベース、ソフトウェア設計のうち、1つは出題されない可能性があるから

・3分野とも出題された場合、難易度によって問題を選択できるようになるから

このような理由からです。

特に、「ソフトウェア設計」は年度によって非常に難易度の差が激しいので、時には「選ばない勇気」も必要になります。

以上の事から、ぜひ3つ勉強する事をお勧めします!

次に、選択言語のおすすめですが、これは文系、未経験から短期合格を目指すなら

・表計算

一択だと思います!

表計算は、「最低限Excel」の知識があれば、半分は無勉強でも正解できる難易度です。

また、後半の問題は「マクロ」という、少しプログラミング知識が必要な分野が出題されますが、Python、Java等と比べると圧倒的に簡単で、しかも、「データ構造及びアルゴリズム」をしっかりと勉強すれば自然と満点取れるレベルまで持っていけます。

正直よっぽど「プログラミング言語を学びたい」という意欲がなければ、選択言語は表計算を選ばない理由がないと思います!

2.試験の日程の決め方

2つ目は「試験日程の決め方」です!

基本情報技術者試験は、CBT方式の試験のため、試験日程は試験期間内であれば、自由に選べます!

そのため、午前試験、午後試験を別日に受けることが可能です。

これを利用しない手はありません。

私のおすすめとしては、午前試験を受けた2~3週間後に午後試験を受けることをお勧めします。

理由は以下の通りです。

・合否の分かれ目である午後試験対策の時間をしっかりとれる

・午前試験、午後試験を同日に受けると集中力が落ちてしまう

・午前試験の2~3週間後に受ければ、ある程度午前試験の内容も覚えているため、知識問題が午後試験出ても対応できる

これらを踏まえ、

・午前試験と午後試験は別日に受験

・午前試験の2~3週間後に午後試験を受ける

この2つを徹底しましょう!

3.試験当日の問題の解き方

3つ目は「試験当日の問題の解き方」についてです!

基本情報技術者試験において、非常に大切なのが「時間配分」

午前試験は4択問題のため、そこまで心配する必要はありませんが、午後試験においては、文章が非常に長いため、時間配分が重要になってきます。

ではどのように問題を解いていけば、時間内に自分の実力を出し切ることができるのか。

結論は、

「配点の高い順に問題を解いていく」

です!

具体的には、まず、アルゴリズムや選択言語から、その後セキュリティ、選択問題の順で解いていきます!

この順番にする理由は2つ。

・万が一本番で時間不足に陥っても、失点が少なくなる

・集中力が最も高い状態で、論理的思考力が最も必要なアルゴリズム分野に挑むことができる

もちろん、個人の好みはあるので強制はできませんが、もしどの大問から解くか悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしてください!

まとめ

では最後にまとめです!

〇勉強法

・午前試験→午後試験の順に対策(アルゴリズム、選択言語は除く)

・午前午後問わず、テキストを見るよりも、とにかく過去問を解きまくることを優先する

〇戦略

選択問題は、データベース、ソフトウェア設計、ストラテジ系を選択すべし

・試験日程は、午前午後を別日に、できれば午前試験の2~3週間後に午後試験を受けるべし

・試験当日は、配点の高い分野(アルゴリズム、表計算など)から順に解くべし

本記事が、基本情報技術者試験合格を目指す皆さまの助けに、少しでもなれば幸いです。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!

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